日本小児アレルギー学会が公表した提言はこちら
オーストラリアにおける横断研究では,加熱した鶏卵を生後4~6か月までに始めた乳児と比べて,10~12 か月に始めた乳児では 5.9 倍鶏卵アレルギーのリスクが高まることが報告された2。(略),国立成育医療研究センターで実施された AD 乳児を対象としたランダム化比較試験(PETIT スタディ,図 1)25)では,12 か月まで鶏卵を完全除去した群では 37.7%に鶏卵アレルギーを発症した一方で,生後 6 か月から微量(50 mg)の加熱全卵粉末を開始し,生後 9 か月から少量(250 mg)の加熱全卵粉末を毎日摂取した介入群では,1 歳における鶏卵アレルギーの発症率は 8.3% と,有意に減少させることを示した.
今までは鶏卵は1歳までは食べさせないという考え方が主流でした。
私が購入した、食物アレルギーに関する書籍にも、
「鶏卵は1歳までは加工食品も含めて食べさせないようにしましょう」
と記載があります。
しかし、今回学会が発表した提言はその考え方を大きく覆すものになりました。
生後6ヶ月を過ぎ、離乳食を食べ始める時期に、少しずつ与えたほうが、
その後の食物アレルギー発症を抑えるというものです。
私の息子は卵の食物アレルギーがあります。
息子は生後6ヶ月に血液検査を受けたときには、卵アレルギーはありませんでした。
しかし、1才になり、卵を初めて食べさせてみると口の周りが真っ赤に。。。
再度血液検査を受けると、卵アレルギーを発症していました。
ちなみに私は生後6ヶ月から1才まで、(長女が卵、小麦、乳、そば、ピーナッツアレルギーがあり、与えるのが怖かったのもあるので)、卵は与えておりませんでした。(食パンは与えておりました。)
息子の離乳食開始時に、この情報を知っていれば、、、と悔やむ気持ちもありますが、息子のアレルギーとは気長に付き合っていきたいと思います。
また日本小児アレルギー学会はその後、このような発表もしております。
「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」の解説(小児科医向け、患者・一般の方向け)について
2017年6月に「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」を公表しました。この提言には一般の方や患者家族にも関心が高く、マスコミやインターネット上でも話題となりました。その中では、提言の主旨を短絡的に捉えて、単に「鶏卵の早期摂取」という概念だけが広まることも危惧されます。そこで本委員会としては、改めてこの提言の主旨を簡潔に解説し、指導される先生方のご理解を仰ぎたいと考えました
この提言では、鶏卵アレルギーの発症を予防するために、離乳食での鶏卵摂取を遅らせるのではなく、むしろ早期に微量摂取を開始することを推奨しています。ただし、すでに鶏卵アレルギーになっている乳児では、摂取によってアレルギー症状がおきる危険も伴うため、必ず医師の指導のもとに摂取を開始することを求めています。この提言を読まれた方も、自己判断で摂取を開始するのではなく、必ずかかりつけの小児科医に相談した上で離乳食を進めてください。
ということです。
すでに鶏卵アレルギーの兆候があるお子様にとっては微量であっても摂取は危険ですので、
必ずかかりつけのお医者様の指導の元、治療をおこなってください。



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